知らぬはほっとけ? 練馬清掃工場のゴミ焼却トラブル 吉川みさ子 練馬区議会議員
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2006 年 8 月 24 日    
知らぬはほっとけ? 練馬清掃工場のゴミ焼却トラブル

暑い夏、全国的に有名なヒートアイランド練馬区の光が丘と谷原にある2つの清掃工場では、一日24時間態勢でそれぞれ150トン、520トンのゴミを燃やしている。区民一人一日当たりの可燃ゴミは年々減ってきて、およそ500グラム。68万区民の出すゴミを燃やすには充分すぎるから清掃工場は2つもいらない。1つは資源化施設にして、循環型社会をすすめよう。私たちはそのように考え主張してきた。
 ところが、清掃工場に関わることは自区内だけでは決められず、2000年4月からは東京23区清掃一部事務組合が担っている。練馬区にあるから練馬区民のゴミだけを燃やす訳ではなく、他区のも燃やす。練馬工場は14年前に大規模改修をしたが、すでに老朽化し敷地が狭い上に、周辺の宅地化が進み危険なので、2010年の建て替え計画は撤回すべきと住民からの陳情も議会に出ている。
 その練馬工場で炉内温度が低下し、ダイオキシン発生を抑制するための法定下限を守っていなかったことと、排ガス中のCO濃度が基準値を超えていたことが朝日新聞(8/11)で明らかになった。管理責任者である一部事務組合は練馬区にも周辺住民にも、このことを知らせていなかった。私も7月まで清掃リサイクル特別委員会に所属していたが、報告は無かった。「知らぬはほっとけ」状況だった。住民はもちろん、区も区議会も原因解明と対策を一部事務組合に求め、情報開示させねばなるまい。  
清掃工場は化学工場ともいわれ、燃焼により発生する有害物質の調査も必要だ。バグフィルターを付けているから安全というが、そのバグフィルターも破損や故障がある。有害物質は発生抑制こそが優先されるべきで、そのために何をするのか。抜本的な解決策を住民とともに考えるためにも、情報の共有化は必須だ。「知らぬが仏」で健康被害に苦しんだ挙句、あの世行きではたまらない。



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