2007 年
12 月
10 日
もろ刃の刃、債権管理条例改正【案】
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税金や国保料は滞納すると督促の後、強制執行で差し押さえることができます。練馬区は特別区税などの公債権の収納に力を入れ、成果を上げてきていますが、さらに区民や事業者への貸付金や使用料などの私債権回収を強化する条例案が今議会で審議されています。 支払能力がありながら、返済しない債務者に対し、積極的に裁判などの法的措置を講じるというものです。一方、支払能力がない債務者に対しては、これまでは時効という消極的放棄をしてきましたが、これからは財産や資産を調査して期限を延ばしたり、どうしても無理な場合は時効を待たずに徴収停止できます。きっちり管理してテキパキやっていこうという事なのでしょうが、支払能力の有無の判断を誤ると大変なことになりかねません。強制執行で差し押さえられても、条例で決めてありますということですし、手心を加えて徴収停止にしてあげるから。。。ということも想定されます。 このもろ刃の刃は区と区民の信頼関係があってこそ渡せる伝家の宝刀です。 借金苦で自死する人や多重債務で生活破綻している人が増えています。相手の身になって相談に応じる体制や、生活再建を支援するしくみを整えることのほうが先です。行政の仕事はそういう人たちが立ち直れるように制度や環境を整備することではないかと思います。ゆめゆめ、昔のお代官様や、今のサラ金業者のようにならぬよう厳重チェックが必要です。
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